4月28日に川崎市とどろきアリーナでB1リーグ第30節第1戦が行われ、川崎ブレイブサンダースが横浜ビー・コルセアーズと対戦した。
川崎は試合開始1分45秒、約3カ月ぶりに先発復帰したライアン・スパングラーがオフェンスリバウンドからチーム初得点。その後、辻直人が2本の3ポイントシュートを沈めると、藤井祐眞、ニック・ファジーカスの3ポイントも飛びだし、24-17と7点リードで第1クォーターを終えた。
第2クォーターに入ると、川村卓也とジェフリー・パーマーを起点に攻めこむ横浜を相手に、川崎は藤井と辻のアウトサイドシュートで応戦。さらにファジーカスも得点を伸ばし、51-35と点差を広げて前半を終了した。
第3クォーターは厳しいディフェンスで相手のシュートを封じ、開始約5分間をわずか2失点に抑える。一方でファジーカスが立て続けにシュートを沈め、このクォーターだけで12得点をマーク。残り27秒には辻がこの日4本目となる3ポイントを沈め、75-46と大量リードで最終クォーターに突入した。
最後の12分間はスパングラーの連続8得点などで横浜を寄せつけず、最終スコア92-63の29点差で快勝し、“神奈川ダービー”を制した。
ファジーカスが26得点12リバウンドを記録してチームをけん引し、辻が14得点、藤井が13得点をマークして勝利に貢献した。また、1月18日以来となるホーム戦出場を果たしたスパングラーは、18得点10リバウンドで“ダブルダブル”を達成。試合後のヒーローインタビューで、「私がいない間も、私のことをサポートしてくれてありがとうございます。戻ってくることができて本当にうれしいです」と感謝の言葉を述べた。