東地区に所属する栃木ブレックスは5月3日に国立代々木競技場第二体育館で行われたB1リーグ第31節のアルバルク東京戦に勝利し、東地区優勝を決めた。
栃木は開始早々にディアンテ・ギャレットのジャンプショットで先制されるも、古川孝敏、ライアン・ロシターを中心に得点を重ね、残り2分41秒で6点をリードする。残り1秒には須田侑太郎が3ポイントシュートを沈め、21-14で最初の10分間を終えた。
第2クォーター序盤は須田、熊谷尚也の3ポイントで一時10点差まで広げたが、その後はギャレット、ザック・バランスキーに攻めこれ45-37で前半を終了した。
第3クォーターは残り7分13秒から古川の3ポイントシュートを皮切りに4連続得点をマーク。守っては相手の得点を13点に抑えこみ、12点リードで最終クォーターへ突入した。
最後の10分間はA東京の猛攻を受ける。試合終了残り5分29秒から竹内譲次とジェフ・エアーズに得点を許すと、同2分4秒にはギャレットに速攻から得点を決められ、71-72と逆転される。しかし、ロシターが得点を決め返すと、トミー・ブレントン、渡邉裕規が与えられた6本のフリースローをすべて決め、最終スコア79-76で試合終了。前々節終了時点で地区優勝に王手を懸けながらも、ホームで2連敗を喫した栃木がA東京から逃げきり、最終節の2試合を残して激戦の東地区を制した。
【試合結果】
アルバルク東京 76-79 栃木ブレックス