5月21日にB.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2016-17のセミファイナル第2戦、第3戦がブレックスアリーナ宇都宮で行われ、栃木ブレックスがシーホース三河と対戦した。
第1クォーターは三河の桜木ジェイアールや金丸晃輔に攻めこまれ、12-22と2ケタのビハインドを背負う。続く第2クォーターも、アイザック・バッツにインサイドで得点を伸ばされ、24-37でハーフタイムを迎えた。
第3クォーターに入っても、金丸に3ポイントやフリースローを与えてリードを広げられ、38-57と19点差に。しかし、最終クォーターは熊谷尚也の7連続得点を含む猛攻で15-0のランを作り、試合終了残り3分18秒にはトミー・ブレントンのフリースローで59-59の同点に。それでも、63-63で迎えた同33秒にギャビン・エドワーズに得点を与えると、その後はシュートを決められず敗戦。勝負は5分間前後半の“第3戦”にもつれこんだ。
“第3戦”は、三河の比江島慎、金丸が得点を挙げて先行すると、栃木は古川が3ポイントを決めて応戦し、6-8で前半を終了。後半も、金丸を起点とする三河の攻撃に苦しみ、試合終了残り2分7秒で8-12と4点ビハインド。しかしその後、ロシターがペイントエリアで得点を加えると、さらに同残り20秒にファーストブレイクを成功させ12-12の同点に。そして同2秒、ロシターが決勝弾となるレイアップを沈め、14-12で栃木が逆転勝利を収めた。
ホームで三河を下した栃木が、CSセミファイナル突破を決定。5月27日に代々木競技場第一体育館で行われるCSファイナルで、Bリーグ初代王者の座を懸け川崎ブレイブサンダースと戦う。
【試合結果】
栃木ブレックス 63-65 シーホース三河
栃木ブレックス 14-12 シーホース三河