B1リーグ昇格を果たした島根スサノオマジックは5月27日、勝久マイケルヘッドコーチが契約満了に伴い退団することを発表した。
【勝久マイケルヘッドコーチ契約満了のお知らせ】このたび島根スサノオマジックは、勝久マイケルヘッドコーチが契約満了となりますので、お知らせ致します。https://t.co/NsKXMwxtRc pic.twitter.com/ZI5cHXpWl8
— 島根スサノオマジック (@susanoo_m) May 27, 2017
勝久HCは2011年の現役引退まで、当時bjリーグ所属の大阪エヴェッサでプレー。同年に横浜ビー・コルセアーズのアシスタントコーチに着任し、2013年からはHCを務めた。2015年に島根と2年契約を締結すると、Bリーグ初年度の今季は51勝9敗のB2リーグ最高勝率を残した。
退団が決まった勝久HCはクラブの公式HPで「2年間、全てをチームに注ぎこんできました。この2年間、チームで達成してきたことをとても誇りに思っています。素晴らしい2シーズンでした」と振り返った。
球団代表の尾﨑俊也氏は「今シーズンは悲願の『最短B1昇格』という目標を達成することができました。勝久HCには感謝の言葉しかありません」とコメント。また、ゼネラルマネージャーの末松勇人氏は「B1のステージに上がるにあたってチームの再建が必要なため、苦渋の決断ではありましたが、次年度の更新はしない判断をしました」と説明し、「誰よりも熱き情熱とエナジーを注いだ勝久HCには、島根の新しいカルチャーを作って頂きました。B1のステージで躍動するためにチームに必要なことを学ばせて頂いたことに感謝しつつ、クラブが成長できたことにも敬意を表します」と述べた。
なお、島根は26日、山本エドワード、横尾達泰、呉屋貴教、高畠佳介、栗野譲、ジョシュ・デービス、ライアン・リード、ウェイン・マーシャルの8選手を自由交渉選手リストへ掲出したことを発表した。