B1残留を決めた横浜、尺野HCの指示は「自分たちが挑戦者のつもりで」

尺野HC(前)は横浜をB1残留に導いた [写真]=B.LEAGUE

 5月28日に国立代々木競技場第一体育館で行われたB.LEAGUE B1・B2入替戦 2016-17で、B1リーグ所属の横浜ビー・コルセアーズがB2リーグ3位の広島ドラゴンフライズに74-53で勝利し、B1残留を決めた。

 横浜の尺野将太ヘッドコーチは、試合後のインタビューで率直な気持ちを聞かれると、「ただただ、ほっとしています」とコメント。横浜は序盤から主導権を握り、第1クォーターで2ケタのリードを作った。試合前には、「『B1だから』『B2だから』ではなく、強いチームと残留を懸けて争う。第1クォーターから自分たちが挑戦者のつもりで、出だしから今シーズン1番いいプレーをしよう」と選手たちに声を掛けていたことを明かした。

「今日は各選手それぞれが持ち味を発揮した」と試合を振り返った尺野HC。「プレータイムが短い選手もいたが、その中で全力を尽くし、とにかくチームのためにプレーしてくれた」と選手たちを評価した。最後に横浜ブースターに向けて、「レギュラーシーズンからプレーオフまで、皆さんにははがゆい思いをさせてしまいましたが、会場を埋め尽くす熱いブーストが今日の勝利につながったことは間違いありません。B1でナンバーワンのブースターさんの前でプレーすることを、来年も選手たちは誇りに思うはずです」と語った。

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