今季加入の平尾充庸、奈良との契約が満了に「成長させてくれる1年だった」

今季の開幕前に広島から加入した平尾 [写真]=B.LEAGUE

 バンビシャス奈良は5月29日、平尾充庸との契約満了を発表した。

 平尾は天理大学卒業後の2012年にパナソニックトライアンズへ入団。翌シーズンから東芝ブレイブサンダース神奈川(現川崎ブレイブサンダース)でプレーし、2014年からは広島ドラゴンフライズに所属した。奈良には今季の開幕前に加入し、55試合の先発を含む59試合の出場で581得点(1試合平均9.8得点)182アシスト(同3.0アシスト)と活躍した。

 奈良を退団する平尾は「僕はチームの一員としてB2優勝を目指し、力になりたいと強く思い、移籍してきました。この1年を通して、嬉しい時も苦しい時もありましたが、僕自身を成長させてくれる1年だったと感じています」と振り返り、「来シーズン、奈良の選手として戦えないのは非常に寂しいですが、ここで得た事を忘れずに日々精進したいと思います」と意気込みを語った。

 なお、奈良は29日時点で加藤竜太桝本純也樋口真斗菊池広明との契約満了、小松秀平本多純平寺下太基との契約合意を発表している。

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