Bリーグは6月8日、2017-2018シーズンの競技レギュレーションを発表し、来季における各クラブの地区分けを公示。Bリーグ副理事長(バイスチェアマン)に就任することが発表された千葉ジェッツの島田慎二社長は9日、「来シーズンのカンファレンス組み合わせ決定について」と題した記事を自身のブログに投稿し、来季レギュレーションについて意見を述べた。
今回のカンファレンス決定について私宛、多くのご意見を頂いております。どこまで私がお応えすべきか迷いましたが、私見をブログにて発信することで回答させて頂きます。
来シーズンのカンファレンス組み合わせ決定について https://t.co/3fzeKpGoQF…
— 島田慎二 (@SHIMADASHINJI) June 8, 2017
島田氏は「来シーズンのカンファレンスの決定について様々な声が出ています。昨シーズンの戦績からすると東地区が強すぎるとか西地区が弱すぎるとか。そのようなご意見が出るのは理解できます」と現状についてコメント。しかし、「それは昨シーズンのこと」と述べ、「不平等を解決するために、同一カンファレンス内での試合は6試合総当たりと残りは交流戦になりました」と、同地区内の試合数が減り、対戦の組み合わせがより公平になることを指摘した。
また、「現在の移籍市場において多くの選手が動いています」と、選手の移籍が活発化していることを取りあげ、「1、2年で今の勢力図など跡形もなく塗り替わることもあり得ると私は思っています。むしろそうしたいです」と言及。「いまのBリーグはまさに戦国時代で、のし上がるために死力を尽くして経営しているクラブばかりです。だから魅力的なのです」と評価し、「いくつかのビッグクラブがけん引するようなリーグではないと思っています。各クラブが力をつけてレギュレーション議論に終止符を打てることを目指したい」と意欲を示した。
最後に、「ブースター目線を大切にすることは追求しますが、時にはブースター目線を変えて頂くこともお願いすると思いますが、どうぞよろしくお願いします」とファンに呼びかけた。
なお、千葉は来季、2016-2017シーズンと同じくB1リーグ東地区に所属する。