伊藤HC退任のA東京、パヴィチェヴィッチ氏が新指揮官に就任

東アジア選手権でも日本代表の指揮を執った ルカ・パヴィチェヴィッチ氏 [写真]=山口剛生

 アルバルク東京は6月14日、新ヘッドコーチにルカ・パヴィチェヴィッチ氏が就任することを発表。クラブは13日に伊藤拓摩HCの退任を発表していた。

 パヴィチェヴィッチ新HCは、2011年の第26回ユニバーシアード競技大会でセルビア代表を優勝に導くと、2012年から2014年にかけてモンテネグロ代表の指揮官を務めた。その後は2016年11月から日本バスケットボール協会(JBA)のテクニカルアドバイザーとして男子日本代表の指揮を執り、3日から7日にかけて行われた第5回東アジアバスケットボール選手権大会では同代表を3位入賞に導いた。

 チームを託された指揮官は「日本バスケット界に残る機会をいただきアルバルク東京には感謝しています」と述べ、「日本国内及び、アジアの中でも有数の名門クラブのヘッドコーチに就任させていただくことになり、モチベーションも高く非常に楽しみです。アルバルク東京の選手、フロントと共に戦い、強い支援と信頼の基、目標達成に向けて進んでいきたいと思います」と意気込みを語った。

 なお、日本代表の一員でもある田中大貴竹内譲次はともにA東京残留を表明している。

モバイルバージョンを終了