新潟アルビレックスBBは6月15日、佐藤公威が島根スサノオマジックに移籍することを発表した。
【アルビBB】佐藤公威選手 島根スサノオマジックへ移籍のお知らせhttps://t.co/x54plS6xoP
コメント等は公式サイトをご覧ください。 #albirexbb #Bリーグ #albirex pic.twitter.com/oLPJ4IHkKO— 新潟アルビレックスBB🏀 (@naxbb_rb) June 15, 2017
佐藤は187センチ83キロのシューティングガードで、新潟県長岡市出身の33歳。新潟工業短期大学を卒業した2005年、この年に開幕したbjリーグ所属の新潟に入団し、3シーズンにわたってプレーした。2008年からの3年間は大分ヒートデビルズ(現愛媛オレンジバイキングス)に在籍し、2011年に新潟へ復帰。プロ12年目の今季は59試合の出場で500得点(1試合平均8.5得点)をマークした。
通算9シーズン在籍した新潟を離れる佐藤は、クラブの公式HPで「『新潟で骨を埋めてくれ』と言われたことを最大のモチベーションとしていた中での退団は志半ばであり、青天の霹靂でした。目標を失い、自信も失い、信じられなくもなりました。ここまでやってきたことは間違いだったとさえ感じました」と振り返りながらも、「バスケットボールクリニックで出会う子どもたち、街で沢山の人々に声をかけてもらい、県民の皆様から気づかされました。僕は間違っていなかったと。全てのことに感謝できる瞬間が新潟のありとあらゆる所にありました」と述懐。また、「人として、選手として、もっともっと成長していきたいから移籍を決めました。故郷を離れる寂しさと、新潟で勝つことが出来なかった悔しさがありますが、心の糧にしてこれからも精進していきたいと思います」と想いを語った。
新潟の代表取締役社長を務める小菅学氏は、佐藤について「当然のことながら次年度以降の契約更新に向けて交渉を続けて参りましたが、契約に至りませんでした」と報告し、「選手としての『心』は誰もが認めるほど素晴らしく、退団は残念でなりませんが、今後の益々の活躍をご祈念申しあげます」とコメントした。
なお、15日時点で、新潟は畠山俊樹との契約合意を発表している。