琉球ゴールデンキングスは6月16日、5月22日付けでBリーグの自由交渉選手リストへ掲出されたアイラ・ブラウンとの契約基本合意を発表した。
【アイラ・ブラウン選手と選手契約基本合意】
琉球ゴールデンキングスではアイラ・ブラウン選手との2017ー2018シーズン選手契約が基本合意に達しました事をご報告致します。 詳しくは公式サイトをご覧ください。https://t.co/oZeQhblJc8#Bリーグ pic.twitter.com/SS9WF0F5MZ— 琉球ゴールデンキングス公式 (@RyukyuKings) June 16, 2017
アメリカ出身のブラウンは、193センチ105キロのフォワード。2011年に来日して富山グラウジーズで3シーズンプレーした後、2014-2015シーズンに日立サンロッカーズ東京(現サンロッカーズ渋谷)へ加入した。また、今季の開幕前に日本国籍を取得し、日本代表の一員としても活躍。SR渋谷でのレギュラーシーズンは44試合の先発を含む57試合に出場して781得点(1試合平均13.7得点)475リバウンド(同8.3リバウンド)をマークした。
移籍先が決まったブラウンは「沖縄で毎試合、超満員の観客を前にプレーが出来るという素晴らしい機会を与えてくださったゴールデンキングスに感謝申し上げます。ワンダフルな沖縄の人たちに全力でプレーし続けることを、楽しみにしています。全力で成功を手にしましょう!皆さんの応援が必要です!最後に、沖縄の素晴らしい文化に出会い、ファンの皆さんとお会いする事を楽しみにしています」とファンへ向けてメッセージを送った。
また、クラブ側も公式HPをとおして「琉球ゴールデンキングス初の帰化選手となるアイラ・ブラウン選手が加わることが大幅な戦力補強になることは説明するまでもありません。決してインサイド一辺倒なプレーヤーではなく、3Pまで打てるシュートレンジを備えているのでアウトサイドでもプレーが可能です。そのために、チーム編成と選手起用の選択肢を広げてくれる選手でもあります」と紹介。「帰化選手であるアドバンテージ以外にも、アグレッシブさとインテンシティに溢れるアイラの姿勢は、高みを目指す集団には絶対的に必要なものです。より激しい闘争心をチームカルチャーとして構築しなければならないキングスへ、有形無形の恩恵をもたらしてくれるでしょう」と期待を寄せた。
なお、琉球は16日時点で、名古屋ダイヤモンドドルフィンズから石崎巧、アルバルク東京から二ノ宮康平の計2選手を獲得している。