B1返り咲きを狙う仙台の新指揮官、目指すは「チームで勝つバスケ」

B2リーグ降格となった仙台を、来季は後藤新HCが指揮する [写真]=B.LEAGUE

 仙台89ERSは6月20日、間橋健生ゼネラルマネージャー兼ヘッドコーチに代わって指揮官に就任した後藤敏博氏の記者会見を実施した。その模様をクラブ公式Facebookで伝えている。

 かつてWリーグのトヨタ自動車アンテロープス、U-19女子日本代表などを指揮した後藤HCは、オファーを受けた理由について「Bリーグの盛りあがりを見てこの舞台でやりたいとは思っていました」とコメント。B2リーグ降格となったチームに対して「個々がハッスルしてディフェンスをするチームという印象が強く、組織として戦うというところが欠けていたのかな……と思います」と指摘した。

 また、主力の片岡大晴がチームを去った来季ロースターの編成については「チームプレーができて、ハードにプレーができるインサイドの外国籍選手に来て欲しいと思っています」と述べ、「日本人選手に関しては、初めての試みだが1番から3番まで、どのポジションでもこなせるような選手を育てたい」と構想を明かした。最後に、自身の目指すバスケットを「ディフェンスでもオフェンスでも『チームで勝つバスケ』」と表現した。

モバイルバージョンを終了