元日本代表の柏木真介、三河退団が決定「この11年が今の自分のすべて」

5月30日に自由交渉選手リストへ公示されていた柏木 [写真]=B.LEAGUE

 シーホース三河は6月27日、5月30日付けで自由交渉選手リストに公示されていた柏木真介がチームを退団することを発表した。

 北海道出身で35歳の柏木は、183センチ85キロのポイントガード。中央大学卒業後の2004年に日立サンロッカーズ(現サンロッカーズ渋谷)へ入団し、2006年にアイシンシーホース(現三河)へ加入すると、4度のリーグ優勝を経験した。在籍11シーズン目の今季はレギュラーシーズン47試合で132得点(1試合平均2.8得点)57アシスト(同1.2アシスト)を記録。また、2006年には、日本代表の一員として世界選手権にも出場した。

 三河退団が決まった柏木は、クラブの公式HPで「どんな時でも熱い“青援”の中でプレーできたことは僕の誇りであり、感謝してもしきれない気持ちでいっぱいです」とコメント。「僕にとってシーホースで過ごした11年という年月は選手としてだけではなく、人としても多くのことを学び、成長させて頂きました。この11年が今の自分のすべてだと言っても過言ではありません」と振り返り、「移籍は苦渋の決断でしたが、また新たな挑戦をして、選手としてそして人としてもさらなる成長を目指してまいります」と想いを述べた。

 なお、三河は同日、市岡ショーンを自由交渉選手リストに公示したことを発表した。

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