琉球ゴールデンキングスは7月6日、ヒルトン・アームストロングとの2017-18シーズン選手契約が基本合意したと発表した。
琉球ゴールデンキングスでは、ヒルトン・アームストロング 選手との2017ー2018シーズン選手契約が基本合意に達しました事をご報告致します。
詳細はこちらをご覧ください。https://t.co/lD7pzmjTYU#琉球ゴールデンキングス#Bリーグ#goldenkings pic.twitter.com/5n3adQH7rj— 琉球ゴールデンキングス公式 (@RyukyuKings) July 6, 2017
アメリカ出身で32歳のアームストロングは、211センチ107キロの大型センター。コネチカット大学卒業後の2006年にNBAドラフト全体12位でニューオーリンズ・ホーネッツ(現ニューオーリンズ・ペリカンズ)から指名を受けて入団し、その後、サクラメント・キングス、ヒューストン・ロケッツ、ワシントン・ウィザーズ、アトランタ・ホークス、ゴールデンステート・ウォーリアーズなどにも所属した。昨季の開幕前に加入した千葉ジェッツ(現千葉ジェッツふなばし)では、レギュラーシーズン計58試合に先発出場し、596得点(1試合平均10.3得点)450リバウンド(同7.8リバウンド)を挙げた。しかし、5月31日、契約満了に伴い自由交渉選手リストへ公示された。
琉球への入団が決まったアームストロングは、クラブの公式HPをとおして「沖縄はとても素晴らしいと聞いています。私はキングスでプレーできる事に、非常に興奮しています。全力でチームの為に尽くします。キングスファンの皆さんとつながる事を楽しみにしています」と意気込みを語った。
また、クラブは「持ち味は堅固なディフェンスです。1対1とヘルプディフェンスのどちらにおいても、文字通り『高さ』ある守備力を誇ります」と元NBA経験選手を紹介し、「新シーズンのキングスは、佐々HCがディフェンスを激しく仕立て上げてくれる事は間違いありませんが、そこにヒルトン個人の守備力が加わることで、リーグを戦う上での基盤となるチームディフェンスを整えてゆきます。そして、行き当たりばったりの勢いだけでなく、安定したディフェンスから、新生キングスらしいオフェンスが繰り広げられることに期待が膨らみます」とコメントした。
なお、琉球は6日時点で、佐々宜央氏を新ヘッドコーチに招へいし、名古屋ダイヤモンドドルフィンズから石崎巧、アルバルク東京から二ノ宮康平、サンロッカーズ渋谷からアイラ・ブラウン、栃木から須田侑太郎と古川孝敏の計5選手を獲得している。