韓国の安養市体育館で2017 正官庄 東アジアチャンピオンズカップが8月4日に開幕し、日本代表のサンロッカーズ渋谷が第1戦で韓国代表の安養KGCと対戦。序盤遅れを取るも、第1クォーター終盤にリードを得ると、その後は主導権を手放さず、69-62で勝ちきった。
昨季SR渋谷のアシスタントコーチを務め、今季からチームの指揮を執る勝久ジェフリーヘッドコーチは試合後、クラブの公式Facebookで「まずはこの大会を開催している東アジアバスケットボール連盟、KBLの方に感謝したいと思います」とコメント。「結果は我々の方が得点を多くとりましたが、それよりも、選手ががんばってくれたことがうれしかったです。最初の試合として一体感を持って戦えたことが良かったです」と振り返り、「コート上でコミュニケーションも良く、いいタイミングでスイッチもできました。選手たちのコート上での状況判断も良かったです」とチームの出来を評価した。
一方で、「安養のスイッチのいいディフェンスに、うまくエクスキュートできなかったです。相手のディフェンスを前に、うまくオフェンスができず、思うようにプレーできなかった場面もありました」と改善点を提示し、「パーセンテージでは表すのは難しいですが、選手たちの努力は評価しているものの、質、状況判断、読みは今後やりたいことのまだ半分です」とチームにさらなる向上を求めた。