開幕前の琉球に痛手、日本代表の古川孝敏が全治約2カ月のケガ

韓国とのアジア杯ベスト8決定戦で負傷した古川 [写真]=fiba.com

 琉球ゴールデンキングスは8月28日、古川孝敏の手術終了を報告。右足関節内遊離体と診断され、全治約2カ月と発表した。

 現在29歳の古川は、190センチ92キロのシューティングガード兼スモールフォワード。東海大学卒業後の2010年からアイシンシーホース(現シーホース三河)でプレーし、2013年にリンク栃木ブレックス(現栃木ブレックス)へ入団した。昨季はレギュラーシーズンで1試合平均11.1得点の活躍を見せ、チャンピオンシップファイナルでMVPを受賞。7月4日に琉球との契約基本合意が発表された。また、日本代表の一員として、8月8日から20日にかけて行われた「FIBA ASIAカップ2017」に出場したが、韓国とのベスト8決定戦で足首の負傷により途中交代を強いられた。

 Bリーグ開幕を約1カ月後に控える中、負傷離脱が決まった古川はクラブをとおして「来て早々、戦列を離れてしまうのは残念ですし、ファンの皆様にとても申し訳ない気持ちでいっぱいです。僕としても非常に悔しい思いです。富山戦はベンチにいましたが、プレシーズンゲームにも係わらず多くのファンの方が集まって応援してくれる様子を見て、ホームコートでプレーする事がとても楽しみになりました。1日でも早く復帰して、チームのために、ファンの皆様のために、最高のパフォーマンスをお見せできるように努力していきます」とコメントした。

 なお、琉球は9月29日、30日に沖縄市体育館で行われる開幕戦でサンロッカーズ渋谷と対戦する。

モバイルバージョンを終了