埼玉と岩手を下し2次ラウンド突破、福島の森山知広HC「さらに上積みする」

チームを引っ張るディオン・ジョーンズ(左) [写真提供]=日本バスケットボール協会

「第93回天皇杯・第84回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会」は、9月16日から18日にかけて2次ラウンドを開催。湿原の風アリーナ釧路で東日本エリア男子の2回戦から4回戦が実施された。

 B2リーグから参戦の福島ファイヤーボンズは、17日の3回戦で、B3リーグ所属の埼玉ブロンコス(埼玉)に85-80で勝利。18日の4回戦では、岩手ビッグブルズとの試合を80-62で制し、11月25日から始まる3次ラウンドへの切符を手に入れた。チームは公式HPをとおして、森山知広ヘッドコーチのコメントを発表した。

 拮抗した埼玉戦について、指揮官は「ゲームを通じて、審判のジャッジに中々アジャストできず、厳しい内容となってしまった」と指摘。一方で、「最後まで大きく崩れることなく勝ちきることができたことは評価できる」とも振り返った。

 18点差で勝利を挙げた岩手戦については、「ディフェンス面での内容がとても良かった」と称賛。「コート上のプレーヤー全員がハッスルし、リバウンドやルーズボールへの意識があり、その部分で優位に立てるとゲームの展開も自分たちのペースで進められることになる」

 10月2日に広島サンプラザホールで広島ドラゴンフライズとの開幕戦に臨む福島。森山HCは、「現状に満足することなく、今日(岩手戦)のようなディフェンスをベースに、さらに上積みしていきたい」と意気込みを語った。

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