9月27日、Bリーグは都内で定時会員総会と臨時理事会を開催。理事長(チェアマン)をはじめとする理事、監事の選定を行った。その後行われたBリーグ新体制発足の記者会見の冒頭、再任された大河正明チェアマンがあいさつ。
「新しい理事の皆さんは歯に衣着せぬ意見の持ち主で、本音でぶつかってくれる。この方たちを中心にBリーグの運営をしていきたい」
既報どおり千葉ジェッツの島田慎二社長がバイスチェアマン(副理事長)に就任。島田氏は「(千葉ジェッツの社長との)二刀流という限られた時間だが、現在もクラブの経営スタッフを対象に行っている“島田塾”は続けていくつもり。これにより日本中のクラブが盛り上がり、リーグ全体で力をつけるようにしていきたい」と抱負を語った。
この島田氏をはじめ、今回8名の新理事が選ばれた。この中で最も注目を集めるのがレバンガ北海道の社長兼選手である折茂武彦氏だろう。
「理事に就任したことで、(社長業と選手を合わせて)三刀流になり、ゾッとしている」と、会場を笑わせた折茂氏。「選ばれたからには職務を全うして、日本のバスケットボール界とBリーグの発展に尽力したい。自分としては選手目線で発言していきたいと思っている。(強化担当の)東野智弥理事とは同期ということもあり、どんどん意見を言いたい」と決意を語った。
2シーズン目を迎えるBリーグは間もなく開幕。さらに成長を進める骨太の施策を行っていくことになっている。島田バイスチェアマン、折茂理事らがリーグ運営に関わることで、さらに発展を進めていくのか。これに関しては、しっかりとチェックしていく必要があるだろう。
文=入江美紀雄
BLEAGUE新体制発足のお知らせ ~バイスチェアマンに島田慎二(千葉ジェッツ代表取締役社長)、理事に折茂武彦(レバンガ北海道選手)らが就任~ https://t.co/HyVn9s0qeJ#Bリーグ
— B.LEAGUE(Bリーグ) (@B_LEAGUE) September 28, 2017