9月30日にB1リーグ第1節が各地で行われ、富山市総合体育館では、富山グラウジーズがレバンガ北海道と対戦した。
第1クォーターを19-20と拮抗して終えたもの、第2クォーターに入るとリズムに乗れず、ターンオーバーからの失点がかさむ。この10分間で9得点に抑えこまれ、28-41と2ケタの点差をつけられた。
しかし、第3クォーターは宇都直輝を中心にたたみ掛け、チーム全体で26得点をマーク。54-53と再び互角の展開に持ちこむと、最終クォーターは大接戦の様相を呈す。試合終了残り4分を切ると、折茂武彦とマーク・トラソリーニの得点で、2度にわたって6点ビハインドを背負うが、新戦力の橋本尚明がそれぞれ3ポイントを沈めて応戦した。
3点ビハインドで迎えた同1分4秒に、宇都が2本のフリースローを沈めて77-78。すると、その後のファストブレイクで大塚裕土が3ポイントを成功させ、逆転に成功。最後は相手のオフェンスを防ぎきり、83-78で開幕戦勝利を飾った。
試合をとおして35分38秒間出場した宇都は、27得点8アシストをマークする大活躍。一方北海道は、ダニエル・ミラー、グレゴリー・ウィッティントンがそれぞれ5ファウルで退場するトラブルに苦しんだ。
【試合結果】
富山グラウジーズ 83-78 レバンガ北海道(@富山市総合体育館)
富 山|19|9|26|29|=83
北海道|20|21|12|25|=78