10月7日に愛知県体育館で行われたB1リーグ第2節第1戦で、名古屋ダイヤモンドドルフィンズが琉球ゴールデンキングスに77-91で敗戦。名古屋Dはホーム開幕戦を勝利で飾れなかった。
先発ポイントガードの笹山貴哉はファウルトラブルに苦しむ中、約17分間の出場。「自分自身が出だしで波に乗れなくて、チームも流れをつかめなかった」と試合後に振り返ったが、ゲームをとおして3ポイントを6分の5成功させ、チーム最多の18得点を挙げた。
それでも、スコアラーとしての成績を残したことについては、「今までもそうだし、今日の結果もそうだが、僕がこういう数字を出すと大体負ける」とコメント。「(チームが)手詰まって、僕にボールが集まると、こういう結果になる。回ってきたときは『必ず自分が決めてやろう』という気持ちで打っているけど、なるべくそうならないようにしないといけない。僕のアシストが伸びて、安藤(周人)や中東(泰斗)が3ポイントの数字を出したときのほうがチームは勝てる。これからもこういう課題にぶち当たると思う。ほかにシュート力がある選手がたくさんいるので、打たせないといけない」と語った。
また、「相手に(シュートを)決められたときに、どれだけすぐ切り替えられるか」が課題だと話す。「2点入れられても、2点入れ返せば(点差は)0で、3点入れ返せば1点勝っている。どの選手も、『ミスした後』はすぐ攻めに切り替える。でも、『決められた後』の切り替えがまだ遅い」と改善すべき姿勢を指摘した。
名古屋Dは、8日に同会場で琉球との第2戦に臨む。