保田尭之HC、広島ドラゴンフライズとは「良きライバルとして切磋琢磨したい」

熊本ヴォルターズは広島ドラゴンフライズとのB2第3節を1勝1敗で終えた [写真]=B.LEAGUE

 10月13日に広島サンプラザホールで行われたB2リーグ第3節第2戦で、熊本ヴォルターズ広島ドラゴンフライズと対戦。試合序盤にリードをつかむと、終盤に詰め寄られながらも75-69で勝ちきり、アウェーでの連戦を1勝1敗で終えた。ホームの広島は公式HPをとおし、選手とヘッドコーチのコメントを発表した。

 熊本を率いる保田尭之HCは、「激しいディフェンスからターンオーバーも誘って(第1クォーターに)27点取ることができた。後半は広島のトランジションからのオープンシュートを打たせないように意識して守った」と試合を振り返る。

 ゲームをとおして、中西良太が20得点13リバウンドと“ダブルダブル”を記録した他、ジョエル・ジェームスも12リバウンドを挙げ、インサイド陣がゴール下で活躍。指揮官は、「リバウンドでアドバンテージを取ることができ、我々の強みとするセカンドチャンスから得点できたことで広島に勝てたと思う」と語った。

 シーズン戦績を3勝3敗とし、13日時点で西地区4位につける熊本。保田HCは、「昨季から広島との対戦は五分五分で(昨季レギュラーシーズンは対戦した計4節がそれぞれ1勝1敗で、互いに通算4勝4敗)良きライバルとして切磋琢磨していきたいし、ファンの中で今季もシーズン終盤まで拮抗したライバル争いが見られるのではないかという期待感も生まれると思う」と、B2リーグ初年度もしのぎを削った広島との関係に言及。加えて、「その中で我々は西地区をリードしていき、広島にも勝って次のステップに上がっていきたい」と意気込みを示した。

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