14連勝中の強敵に挑む横浜ビー・コルセアーズ、外国籍選手がインサイドを制圧できるか

 アウェーでの新潟アルビレックスBB戦も星を落とさず、連勝を「14」に伸ばしたシーホース三河アルバルク東京が今季2敗目を喫したことにより、リーグ全体で単独トップに立った。今節も連勝すれば、10月に続いて11月も無敗。同じ中地区の他5チームがすべて黒星先行と苦しむ中、早くも独走態勢に突入している。

 新潟戦は橋本竜馬が欠場し、比江島慎も出場時間を抑えての起用だったが、桜木ジェイアール金丸晃輔がフル回転でカバー。1戦目は終盤に追いあげられたものの、2戦目は98得点と好調のオフェンスが火を噴いた。1試合平均得点は同地区2位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズを4点以上も引き離し、90点に迫る勢いだ。

 その三河に挑むのは横浜ビー・コルセアーズ。前節の富山グラウジーズ戦、1戦目は第4クォーターに追いつかれて延長で敗戦したが、2戦目は息詰まる熱戦を5点差でものにした。新加入のウィリアム・マクドナルドは2戦とも16得点と、得点力不足のチームに早速プラスアルファをもたらした。竹田謙ジェフリー・パーマーまでも負傷で離脱してしまったが、マクドナルドがハシーム・サビート・マンカとともにペイントエリアを制圧して、三河に一泡吹かせたいところだ。

文=吉川哲彦

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