島根スサノオマジック、今季加入のレーンが退団「幸運を祈っている」

　島根スサノオマジックは11月29日、双方合意の上でブレンダン・レーンとの選手契約を解除したと発表した。

　レーンはアメリカ出身の27歳。206センチ106キロの体格で、主にパワーフォワードを務める。2014－15シーズンに三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ名古屋（現名古屋ダイヤモンドドルフィンズ）に在籍した経歴を持ち、今季の開幕前にドイツのクラブから島根へ移籍。B1リーグ第9節までを終え、2試合の先発を含む17試合に出場し、142得点（1試合平均8.4得点）110リバウンド（同6.5リバウンド）を記録していた。

　シーズン途中での退団が決まったレーンは、クラブをとおして「私に日本でプレーできる機会を与えてくれた島根スサノオマジックに感謝しています。残りのシーズン、チームに幸運が訪れることを祈っています」とコメントした。

　また、末松勇人ゼネラルマネージャーは「現在チームの事情が苦しいだけに大きな変化が必要とされています。今後の方向性も踏まえた上で、今回の決断となりました」と明かし、「ブースター皆様には連敗が続いている中でも沢山の応援を頂き、チームはその気持ちに答えようと日々成長をしております。今後の勝利でよりチームの結束力を高め、長いシーズン最後まで諦めない姿を見せていきますのでご理解の上、ご声援の程宜しくお願い申し上げます」と続けた。

　なお、29日時点で、新外国籍選手の加入は発表されていない。