1月10日、都内でBリーグの理事会が開催。その後のメディアブリーフィングにおいて、日本バスケットボール協会(JBA)が1月9日に発表したバスケットボール男子日本代表チームの候補メンバーのうち、渡辺飛勇(ひゆう・ポートランド大学1年)、田中力(横須賀市立坂本中学校3年)が「B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2018」に来場すると報告された。
14日に熊本県立総合体育館でオールスターが開催されたのち、15日から17日にかけて同会場で代表候補による第12次強化合宿が実施。比江島慎(シーホース三河)、田中大貴(アルバルク東京)らオールスター出場メンバーのほか、西田優大(東海大学1年)、2回目の招集になる田中に加え、207センチ106キロの体格を誇る渡辺が初招集されている。
Bリーグの大河正明チェアマンは、渡辺について「ビデオで見た印象では非常に大きいのだが、柔らかい選手。207センチはアルバルク東京の竹内譲次選手と同じ身長で、(渡辺の)靴のサイズは34センチということ。ひょっとしたら、もう少し(身長が)伸びるかなと思います」と、サイズと若さに期待を寄せる。続けて「19歳の選手が日本にも出てきたということを各方面に知っていただければと思います」と、オールスターに“招集”する意義を語った。
また、海外で研鑽を積む選手や、若手が代表候補に挙げられている現状についても言及。「(渡辺選手が)選ばれるかどうかは(フリオ)ラマスヘッドコーチが決めることだが、楽しみな選手が渡邊雄太選手(ジョージ・ワシントン大学)や八村塁選手(ゴンザガ大学)以外にも、海外だけでなく、日本でも活躍していると思っています」と笑顔で応えた。
今後の日本バスケットボール界を担う次世代が観戦する中、プロの先輩たちはどのようなプレーを見せるのか。ホープたちに「さすが!」と唸らせるエンターテインメントを期待したい。