“関西ダービー”は大阪エヴェッサに軍配、今季初の100点ゲームを演じ4連勝

9得点のデイビッド・ウェアなど外国籍選手が活躍した大阪 [写真]=B.LEAGUE

 2月5日に西宮市立中央体育館でB1リーグ第18節第2戦が行われ、3連勝中の大阪エヴェッサが西宮ストークスとの“関西ダービー”に臨んだ。

 試合は開始2分10秒までに3-6とビハインドを背負ったが、デビュー5戦目のキース・ベンソンが躍動。同2分22秒にジャンプショットを決めると、同2分57秒に根来新之助のアシストから3ポイントシュートを沈めた。さらに、直後にシュートモーション中にファウルを受け、フリースローで2得点を記録。その後、この日2本目の3ポイントを決めるなど最初の10分間だけで16得点をマークした。

 27-15で迎えた第2クォーターは、序盤にドゥレイロン・バーンズの3ポイントなどで失点。点差を1ケタまで縮められたが、デイビッド・ウェアエグゼビア・ギブソンの活躍で何とかリードを保つ。終盤にはベンソンの3ポイントとフリースローによる5得点、木下博之のレイアップで突き放すと、終了間際にベンソンが3ポイントを決め、51-37で前半を終了した。

 第3クォーターは橋本拓哉の2連続得点で幸先良くスタートしたが、スコアが伸び悩む時間帯もあり、残り4分19秒の時点で59-49と詰め寄られる。しかし、ベンソンとギブソンがともにバスケットカウントで3得点を加えると、残り約2分間を無失点に抑え、69-54と点差を15点に拡大した。

 橋本の3ポイントで先手を打った第4クォーターは、徐々に点差を広げて開始2分15秒の時点で78-57。また、残り6分59秒に相手のチームファウルが5つに到達したこともあって、積極的に攻撃を仕掛ける。藤高宗一郎が速攻からダンクをたたき込めば、立て続けにジャンプショットをマーク。さらに、試合終了残り1分47秒にはチーム100点目となる得点を決め、勝利を決定づけた。ギブソンが19得点、ウェアが9得点、ベンソンが31得点を挙げるなど外国籍選手の活躍が目立った大阪が、今季初の100点ゲームを演じ、最終スコア101-81で西宮を撃破した。

【試合結果】
西宮ストークス 81-101 大阪エヴェッサ(@西宮市立中央体育館)
西宮|15|22|17|27|=81
大阪|27|24|18|32|=101

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