7勝27敗のバンビシャス奈良、パブリセビッチHCとの契約解除を発表

今季から奈良の指揮を執っていたジェリコ・パブリセビッチヘッドコーチ [写真]=B.LEAGUE

 バンビシャス奈良は2月9日、ジェリコ・パブリセビッチヘッドコーチとの契約解除を発表した。

 パブリセビッチ氏はクロアチア出身で、2003年から2006年にかけて男子日本代表のHCを務めた。以降、島根スサノオマジック、和歌山トライアンズ、千葉ジェッツの指揮官を歴任し、今シーズンから奈良を指揮。チームは第18節を終え、7勝27敗で西地区最下位に沈んでいる。

 パブリセビッチ氏はHC退任に伴い、クラブの公式HPをとおしてコメントを発表した。

「まずはじめに、奈良のブースターの皆さんに今まで素晴らしいサポートをしてくださった事に感謝したいです。選手達は結果が出ない中、練習や試合で全てを出し切ってくれました。また、今回私が奈良という街でコーチ出来る機会を与えてくださったバンビシャス奈良に感謝しております。残念ながら今の段階で私やブースターの皆さんが願っていたようなチーム作りを達成する事は出来ませんでしたが、その目標に一緒に向かっていったフロントスタッフの皆さんの努力とサポートに心からお礼を言いたいです。私が言えるのはチームが、ブースターやスポンサーの皆様の為に、今より成功して良い結果出してくれる事を願っていますし、今回私が解任になった件で選手達からの熱いメッセージを頂いた事が私が奈良に何かを残せた証なのかなと信じています」

 なお、同日付けで、石橋晴行がHC兼選手、田中誠人氏がアシスタントコーチ兼ビデオコーディネーターに就任することを報告。今季のB2でヘッドコーチを兼任する選手は、広島ドラゴンフライズ朝山正悟と合わせて2人目となる。

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