3月10日、B1リーグ第22節が各地で行われ、横浜国際プールでは3連勝中の新潟アルビレックスBBが横浜ビー・コルセアーズと対戦した。
試合は4連敗中の横浜に先制を許すも、開始1分16秒から5連続得点を挙げてリードを奪う。ダバンテ・ガードナー、五十嵐圭を中心に得点を積みあげると、残り1分22秒からは池田雄一に2本の3ポイントが飛び出し、第1クォーターで31-19と12点リードを得た。
続く第2クォーターは互角となったが、城宝匡史が3本中3本の3ポイントを決めて10得点をマーク。ラモント・ハミルトン、オースティン・ダフォーのインサイド陣も得点を伸ばし、54-41と点差をわずかに広げて試合を折り返した。
しかし、第3クォーターは序盤からハシーム・サビート・マンカに攻めこまれると、川村卓也に連続3ポイントを浴びせられ、残り3分48秒時点で62-57と詰め寄られる。直後に五十嵐、今村佳太の得点で返したが、同55秒にも3ポイントを決められ、5点差のまま最後の10分間へ。
第4クォーターは互いに点を取り合うも、アウトサイドシュートを決めきり点差をキープする。84-79で迎えた試合終了残り4分14秒から失点を重ねて同点とされたが、すぐさまガードナー、五十嵐、今村が決め返し同37秒で8点リード。これで決まったかに見えたが、そこから川村に粘られ3本の3ポイントを許してしまう。それでも、与えられたフリースローをものにしてリードを守ると、96-93の同4秒から川村と細谷将司に打たれた3ポイントはリングに嫌われ、新潟が辛くも勝利を手にした。
【試合結果】
横浜ビー・コルセアーズ 93-96 新潟アルビレックスBB(@横浜国際プール)
横浜|19|22|24|28|=93
新潟|31|23|16|26|=96