2冠を目指す千葉ジェッツに痛手、富樫勇樹不在をカバーし続けた西村文男が戦線離脱

右膝内側側副靱帯損傷で全治6〜8週間と診断された西村[写真]=B.LEAGUE

 千葉ジェッツは3月13日、西村文男の負傷を発表した。

 西村は3月11日、島根スサノオマジックとのB1リーグ第22節第2戦に先発出場。第1クォーター開始2分13秒、ルーズボールに体ごと飛びこんだ際に右ひざをひねって途中交代して以降、コートには戻らなかった。検査の結果、右膝内側側副靭帯損傷で全治6~8週間と診断された。

 チームの天皇杯優勝にも大きく貢献し、1月20日の第16節以降はケガで戦列を離れていた富樫勇樹に代わり、1試合を除いて全てに先発出場していた西村。今シーズンはここまで37試合に出場し、計206得点(1試合平均5.6得点)106アシスト(同2.7アシスト)を挙げており、千葉の地区優勝争いにも重要な役割を果たしていた。戦線離脱が余儀なくされた同選手は、クラブの公式HPをとおして「いつも暖かいご声援ありがとうございます。チャンピオンシップに向けてしっかりと調整し、高いパフォーマンスを見せられるようリハビリに取り組みますので引き続きご声援お願いします」とコメントした。

 なお、チームは現在、東地区首位のアルバルク東京と勝率で並ぶ同地区2位につけており、次節は栃木ブレックスとホームの船橋アリーナで対戦する。

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