千葉ジェッツは3月14日、クラブ代表取締役社長の島田慎二氏が、兼任していたBリーグ副理事長(バイスチェアマン)を3月16日付けで辞任することを発表した。
【重要なお知らせ】このたび代表島田が兼任していたB.LEAGUE バイスチェアマン(副理事長)を3月16日(金)をもって辞任することとなりましたのでお知らせいたします。詳細は下記をご参照下さい。https://t.co/OLRBspYfWh
— 千葉ジェッツふなばし 🛫PAINT IT JETS✨ (@CHIBAJETS) March 14, 2018
今回の辞任に際し、島田社長は会見にて「千葉ジェッツとリーグの両立が難しかったわけではなく、2倍働いて精力的にやってきたつもり。とは言え、いつまでもこのような形でやるわけにはいかないと思い、1年間でジェッツからリーグへとポジショニングを変えようと思ったが難しかった」と経緯を明かした。また、「千葉がさらに成長を遂げた暁に、『再びバイスチェアマン就任の要請があれば前向きに考えるか?』との問いに今は考えられない。ジェッツは成長スピードが早いからこそ、ここで足元が揺らぐようなことがあってはならないと考えている。自らが退いても千葉のステークホルダーが安心して応援できるような基盤をしっかりと作りたい」と、現時点では千葉を優先させる方針を示した。
また、Bリーグの大河正明チェアマンは「島田バイスチェアマンには任期中、Bリーグの目標である2020年に入場者数300万人超え、事業規模300億円超えを目指すべく、中長期的なリーグ全体におけるクラブの成長支援を中心に尽力していただきました」と、感謝の言葉を述べた上で「本人の決断を受け入れることに決定しました」とコメントした。
なお、島田氏は今後、Bリーグの非常勤理事としてリーグに携わることが決定した。