アルバルク東京がトークショーを開催、安藤誓哉と馬場雄大がファンとの交流を深める

3月11日のSR渋谷戦後に行われたトークショーに安藤選手と馬場が出演した

 3月11日にアリーナ立川立飛で行われたB1リーグ第22節第2戦、アルバルク東京vsサンロッカーズ渋谷の試合後、A東京がららぽーと立川立飛にて「ALVARK TOKYO TALK SHOW supported by adidas」を実施した。

 このトークショーは同節の2日間、試合会場で開催された「NATIONS presents ADIDAS SPECIAL DAYS」と題したイベントの一環によるもの。安藤誓哉馬場雄大が出演し、会場となったフードコートには多くの人だかりができた。

 安藤は、ケガの影響で試合中に着用しているフェイスガートを付けた“MASKON”の状態で登場。ケガに関しての説明や撮影がひととおり終わると「もう外しますよ、いいですか?」と問いかけ、トークショーは外した状態でスタートした。両選手ともに「こんなに大勢の人が集まってくれるとは思わなかった」と口をそろえ、馬場が「今日負けてたらどうしようかなっていう気持ちがあったので、とりあえずちゃんと勝てて良かったです」と会場を和ませた。

当日の試合を欠場した馬場は、出場した安藤に比べ元気な様子であった

 冒頭ではSR渋谷に75-67で勝利を収めた、同日の試合を振り返った。「今日は正直、昨日よりも本当にタフな試合だったと思います。途中でエースの(田中)大貴さんがケガして、そこから正中(岳城)さんだったり、(菊地)祥平さんだったりがベテランの力を発揮してくれてチーム全員で勝利をもぎとったっていう感じでした」(安藤)

 一方、ケガのため試合をベンチで見守っていた馬場は、「そうですね。エースがケガしてもチーム一丸で戦うという姿勢はすごいと思いますし、ベンチにいても本当に負ける気がしなかったです。本当に個々の役割を全うしてるっていう感じで、すごくいいチームだなって思いました」とチームメートを称賛した。

 その後は、今季からA東京に新加入した2人に対して、クラブの印象やプライベートな話まで、和気あいあいとした雰囲気でトークショーが進んでいった。馬場が「優しい先輩方に恵まれて、やりやすい環境でやらせてもらってます」と話し、具体的に「竹内譲次選手だったり、菊地選手だったり、大貴さんもそうですし……」と安藤以外の名前を次々と挙げていくと、「あれ、俺は!?(笑)」(安藤)とツッコミを入れる。続けて「雄大とは毎週ご飯行く仲なんですよ」と安藤が嘆くと、「一番面倒見てもらってます(笑)」と後輩の馬場は嬉しそうに答えた。

トークショーに出演した2人は、ともに今季からA東京に加入した仲でもある

 お互いの真似したいプレーについて質問された場面では、「プレーよりかはメンタル面のところです。海外を経験してる選手ということもあって、ここ一番で決めるシュートだったり、メンタルがすごいなと思う」(馬場)と言えば、「若手なんでアグレッシブなところは本当に素晴らしいし、あの身体能力も羨ましい。あんなダンク一度はしてみたい」(安藤)と返し、MCを務めた南隼人さんから「褒め合いになってますけど(笑)」とツッコミを入れられた。

 トークショーの最後には出演した2人をはじめ、選手たちのサイン入りグッズが当たるじゃんけん大会も実施。詰めかけたファンや、たまたま施設を訪れていた方々も一緒に盛りあがり、イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。

会場では選手のサイン入りグッズを懸けた「じゃんけん大会」も行われた

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