3月28日にウィングアリーナ刈谷でB1リーグ第25節が行われ、中地区優勝マジック「1」のシーホース三河が名古屋ダイヤモンドドルフィンズとの“愛知ダービー”に臨んだ。
前半は35-37と互角の展開だったが、3点リードまで追いあげた第3クォーター開始2分14秒から連続失点を喫して44-51。桜木ジェイアールやアイザック・バッツが得点を重ねる中、笹山貴哉や中東泰斗といった好調な日本人選手に苦しみ、54-67と点差を広げられた。
しかし第4クォーターに入ると反撃開始。比江島慎と金丸晃輔を中心に詰め寄り、1ケタ点差まで迫る。すると73-79で迎えた試合終了残り1分42秒に比江島が3ポイントを沈め、同1分に金丸が3本のフリースローを成功。同21秒に比江島が2本のフリースローを落としたが、第3クォーターの大量ビハインドを追いついた。
延長戦は開始14秒にバッツが先制点を挙げると、同1分26秒に桜木が追加点を記録。直後に比江島がファウルアウトしたが、同点に追いつかれた同30秒にバッツが勝ち越し点を挙げると、同13秒に金丸が2本のフリースローを確実に沈めた。最後はファウルゲームを仕掛ける相手から逃げきり、三河が91-90で勝利。最速で西地区を制した昨季に続き、今季も一番乗りで地区制覇を決めた。
【試合結果】
シーホース三河 91-90 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(@ウィングアリーナ刈谷)
三 河|20|15|19|25|12|=91
名古屋D|20|17|30|12|11|=90