3月30日、川崎市とどろきアリーナにてBリーグ第26節第1戦が行われ、ホームの川崎ブレイブサンダースが71-80でアルバルク東京に敗戦。試合は東地区首位を維持するA東京の強さが垣間見える内容となったが、敗因の一つとなったのは篠山竜青と辻直人のファウルトラブルだ。
辻は開始わずか4分で2つのファウルを犯し、残りの前半をベンチで見守る形となると、後半はリズムがつかめず3ポイント1本の9得点。篠山も「アジャストできなかった」と第4クォーター開始約3分で4つ目のファウルを取られ、勝負どころはコートに立てず。試合終了残り33秒にコートへ戻ったが、直後に時間を止めるためのファウルで5ファウルとなり、今シーズン初のファウルアウトで退場した。
わずか14分間の出場となった篠山は、試合後の会見で「自分のファウルトラブルがチームの勢いを潰してしまったと思います。これがチャンピオンシップじゃなくてよかったと思うしかないですね」と肩を落とした。具体的な原因を問われると「ムキになってしまったというメンタルの部分ではない」と話し、「自分の判断でしたところもあるが、手の使い方だったり身体の寄せ方だったりなどの技術が足らなかった」と自分を責めた。
「 明日も試合ができるので、しっかりと切り替えて何としてでも1勝したい」
これで2連敗となった川崎は、A東京と4勝差がついた。東地区優勝へ向け、正念場を迎えたチームを救えるかどうか。続く第2戦での篠山の奮起に期待したい。