17連勝の勢いままに敵地での千葉ジェッツ戦へ、シーホース三河の金丸晃輔「もう負けられない」

1日の三遠戦では、あとわずかで劇的弾となるジャンプショットで観客を沸かせた金丸[写真]=B.LEAGUE

 4月1日、豊橋市総合体育館で行われたB1リーグ第26節第2戦で、シーホース三河三遠ネオフェニックスを延長戦の末に破り、B1リーグ新記録となる17連勝を達成。クラブは同日、試合後のヘッドコーチ、選手のコメントを発表した。

 79-79で迎えた第4クォーター残り0.7秒、スローインからジャンプショットを放ち劇的なブザービーターを決めたかに見えたが、惜しくもノーカウントとなった金丸晃輔。「もう1秒あったら良かったですね(笑)残念でした」と振り返ったが、オーバータイムでも集中を切らすことなく4得点を挙げてチームの勝利に貢献した。

 連勝記録については「記録を塗り替えたことは、チームにとって自信になって、勝ち癖がついているんで良い方向には向かっています」と語るも、「連勝記録にこだわりがないので、毎試合いいバスケットをやれば、後から結果はついてくるものだと思っています」と自らの考えを示した。

 中地区を制し「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2017-18」の出場権も手にした三河だが、次節は1月の「第93回天皇杯・第84回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会」決勝で敗れた千葉ジェッツとのアウェイ戦を控える。金丸は「もう負けられないです」と意気込み、「相手はすごい速く、インサイドの選手が先頭を切って走っているチームなので、まずは速攻を止めることですね」と相手のトランジションを警戒する。それでも、「強い相手とできるので、自分たちがどのくらいできるのかも証明されるので、いい機会だと思います」と前向きにコメントした。

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