連敗していた千葉ジェッツから価値ある1勝、シーホース三河の比江島慎「今日の勝利は大きい」

千葉との第2戦では、計16得点を挙げた比江島[写真]=B.LEAGUE

 4月8日、船橋アリーナでB1リーグ第27節第2戦の千葉ジェッツvsシーホース三河が行われた。第1戦では77-96と千葉に惨敗した三河。この日は序盤の勢いが衰えることなく終始リードを守り、終わってみれば102-84とハイスコアでの勝利となった。

 比江島慎は前日の試合では8得点に終わっていたが、続く第2戦は前半こそ得点がなかったものの、後半で一気に16得点をマークする活躍を見せた。これについて「昨日は弱気になっていたのかもしれない」と試合後の会見で吐露しつつも、「前半は金丸(晃輔)さんや(桜木)ジェイアールが得点を取れていたので無理はせず、後半で自分の時間帯が来ると思っていたので、準備しながらやっていました。後半は強気に点を取れましたし、ドライブを仕掛けることで中にディフェンスが集まって、外が活きたので良い展開になったと思います」と一定の手応えを口にした。

 1月の「第93回天皇杯・第84回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会」決勝でも敗れ、「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2017-18」でも対戦する可能性がある相手に対し、価値ある勝利を手にした三河。チームのエースは「オールジャパンでも負けましたし、昨日もやられたのでみんなが『このままじゃまずい』と思って戦った結果だと思います。今シーズンで1、2を争うベストなゲームができましたし、こういうバスケをすれば勝てるという自信にもつながりましたし、今日の勝利は大きい」と、この日の勝利に大きな意義を感じていた。

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