栃木ブレックスがCS進出へ価値ある連勝、敗れた富山グラウジーズは中地区5位に転落

栃木の鵤誠司は7得点2スティール[写真]=B.LEAGUE

 4月15日に各地でBリーグ第28節が行われ、ブレックスアリーナ宇都宮では第1戦に勝利した栃木ブレックスが富山グラウジーズとの第2戦に臨んだ。

 第1クォーター、栃木は開始18秒に先制点を与えると、そこから立て続けに失点し残り5分時点で2-11と出遅れる。その後もサム・ウィラードデクスター・ピットマンに攻めこまれ、最初の10分間で11-22とされた。

 しかし、第2クォーターに入ると富山をわずか10得点に抑える堅守を発揮。攻めてはライアン・ロシター鵤誠司を中心に計23得点をマークし34-32と逆転に成功した。

ロシターは両チーム最多の19得点を記録[写真]=B.LEAGUE

 第3クォーターは遠藤祐亮の3ポイントで幸先良く先制すると、喜多川修平竹内公輔、ロシターが続く。リードを15点にまで拡大したが、終盤はフリースローや橋本尚明の3ポイントで失点がかさみ51-46と追いあげられた。

 勝負の第4クォーター、序盤はロシター、生原秀将が3ポイントを決めてわずかに点差を広げる。しかし、富山も粘りを見せピットマン、宮永の得点で試合終了残り3分4秒で3点差に詰め寄られる。それでも、直後にジェフ・ギブスのフリースロー、ロシターのレイアップで持ち直し、最終スコア69-65で試合終了。ホームで連勝した栃木は「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2017-18」へ前進したが、敗れた富山は中地区5位に転落した。

【試合結果】
栃木ブレックス 69-65 富山グラウジーズ(@ブレックスアリーナ宇都宮)
栃木|11|23|17|18|=69
富山|22|10|14|19|=65

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