5月2日、サンロッカーズ渋谷は88-83でレバンガ北海道に勝利したB1リーグ第31節終了時点で、所属する東地区同士の対戦を終えた。
今シーズン、川崎ブレイブサンダースとともに昨季所属した中地区から東地区へ移動したSR渋谷は、同節を終えて26勝32敗で地区5位に沈み、2季連続での「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP」出場を逃した。試合後、チーム在籍5シーズン目の広瀬健太が取材に応じ、今季の戦いを振り返った。
「(シーズンの)前半はいい結果が残せたところがあったんですけど、後半戦は強豪と当たっていく中で勝ちきれなかった時期が続いて、そういう苦しい時期にチーム全体が暗くなってしまって、明るい雰囲気にできずカムバックすることができなかった」
自身としても昨年12月に左第5指基節骨骨折のケガを負い、約2カ月間戦線を離れていたこともあり「正直、去年よりも個人的には苦しかった」と吐露した広瀬。しかし、リーグ戦は最終節の残り2試合が残っている。「いい形で終わって今シーズンを締めたいというのはもちろんあります。(試合は)自分たちでやっているわけではなく、ボランティアスタッフとかファンの方、チームスタッフだったり全員でやっているので、どんな状況でも勝ちに向かっていくというのが礼儀なのでやり続けなければいけない」
SR渋谷は5日、6日に行われる第32節で、ホームの青山学院記念館に大阪エヴェッサを迎え撃つ。