5月11日に横浜文化体育館で「B1 残留プレーオフ 2017-18」1回戦の第1戦が行われ、横浜ビー・コルセアーズと西宮ストークスが対戦した。
第1クォーター開始50秒に道原紀晃の速攻で先制した西宮だったがその後が続かず、横浜は川村卓也、ウィリアム・マクドナルド、細谷将司が連続得点をマークして6-2。同3分49秒に道原が3ポイントを決めると、3点差以内の僅差で試合が進む。すると西宮は岡田優がこの10分間で9得点と奮闘し、終了間際に道原が3ポイントを沈めて1点のリードを奪った。
第2クォーター序盤、川村、田渡凌、ジェフリー・パーマーの連続得点で横浜が逆転する。最大5点差までつけたが、パーマーにファウルがかさむアクシデント。西宮はやはり岡田を中心に得点を積みあげ、残り約1分間でドゥレイロン・バーンズ、谷直樹の2人が3ポイントシュートを成功させ、36-39と点差を広げた。
第3クォーターは激しい点の取り合いで、横浜は川村と田渡が、西宮はバーンズが次々とシュートを決めていく。残り1分39秒、横浜はハシーム・サビート・マンカが3つ目のファウル。外国籍選手のファウルがかさみ、57-63で最終クォーターに突入した。
最後の10分間はバーンズと岡田の3ポイント、ハーバート・ヒルのダンクなどで、開始5分2秒の時点で西宮が点差を2ケタに拡大する。西宮が試合を優位に進めたかと思われたが、横浜は試合終了残り1分48秒から川村、パーマーが連続得点を記録し、同1分7秒に川村が獲得した3本のフリースローを成功。直後にはサビートのパスから3ポイントを沈め、80-83と3点差に。タイムアウト直後、西宮は時間をしっかり使い、道原のドライブからリドリーが加点。終盤はファウルゲームを仕掛ける横浜から逃げきり、アウェーの西宮が83-86で勝利を収めた。西宮はバーンズと岡田がチームトップの21得点を記録。一方の横浜は川村が29得点8アシストと奮闘したが、あと一歩及ばなかった。
なお、第2戦は12日15時5分から行われる。
【試合結果】
横浜ビー・コルセアーズ 83-86 西宮ストークス(@横浜文化体育館)
横浜|17|19|21|26|=83
西宮|19|20|24|23|=86