「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2017-18」を制したアルバルク東京は5月31日、林邦彦社長、ルカ・パヴィチェヴィッチヘッドコーチ、正中岳城、菊地祥平、竹内譲次、マスコットのルークが、ホームタウン、渋谷区の長谷部健区長を訪問した。
渋谷区役所仮庁舎を訪れた選手たちは、待ち受けた職員から「おめでとう!」などといった言葉を受けながら3階の区長室に移動。リーグ屈指の人気を誇るルークが職員との写真撮影に応じるなど、区役所内はにぎやかなムードに包まれた。長谷部渋谷区長が「改めまして、優勝おめでとうございます」と切りだすと、林社長は「昨シーズンは悔しい思いをして、その思いを全員が胸に持っていました。渋谷区の皆さまにはお世話になっていますし、優勝はいいなと思います」と話した。
就任1季目で快挙を成し遂げたルカHCは、昨シーズンから選手が入れ替わったことで「出だしはつまづき、スムーズではありませんでした」と明かしたが、「選手が懸命な努力を重ね、シーズンを戦い抜き、コーチ陣、スタッフなど全員が一枚岩になって戦った結果だと思います。結果を求められる厳しいシーズンでしたが、最終的に優勝という結果がついてきて、素晴らしいシーズンを送ることができたと感じています」と今季を振り返った。
日本バスケットボール界全体のことに話が及ぶと、長谷部渋谷区長は女性ファンが多いことについて言及。「皆さん、モテそうですよね」。この一言に対して正中は「僕の周りにはそんなに……」と、苦笑いしながら返答。緊張した面持ちを見せていた菊地と竹内からも笑みがこぼれた。
会が終盤に差し掛かると、林社長は「バスケットの裾野を広げていかないといけません。我々はプロクラブですので、見に来ていただき、憧れの存在になる。そして興味を持っていただけるように貢献していきたいです」と存在意義を口にし、長谷部渋谷区長は「ぜひ、バスケットボール界全体を盛りあげていただきたい。来シーズンもがんばってください」と期待を込めた。
なお、6月1日にはハチ公前広場、渋谷センター街商店街バスケットボールストリート、2日には立川市役所ロビーでの優勝報告会が予定されている。