BT テーブス氏が富士通の指揮官に復帰、富山グラウジーズとは契約満了

今季は富山でアシスタントコーチを務めた [写真]=B.LEAGUE

 富山グラウジーズは6月4日、BT テーブスアシスタントコーチとの契約満了を発表。同日、Wリーグの富士通レッドウェーブが、テーブス氏が3年契約でヘッドコーチに就任したことを発表した。

 カナダ出身で現在52歳のテーブス氏は、ドイツで指導者としてキャリアをスタートした。その後、カナダのウィニペグ大学AC、カナディアン・アカデミー高校を経て、2011年に兵庫ストークス(現西宮ストークス)のヘッドコーチに着任。2年の在任中いずれもチームをJBL2優勝に導き、2012-13シーズンはコーチオブザイヤーを受賞した。2013年に富士通のアソシエイトコーチに着任し、翌年からHCとして2シーズン連続でWリーグ準優勝を経験。2016-17シーズンにサンロッカーズ渋谷の指揮官を経て、今季より富山のACを務めた。

 同氏は富山の公式HPをとおして「忘れられない一年間をグラウジーズで過ごさせて頂き、本当にありがとうございました。満足のいく結果ではなかったかもしれませんが、素晴らしい街並み、やさしい富山の人達、そして勝つために全力を常に尽くしていた選手とスタッフとの日々は素晴らしいものでした。シーズン毎に何かしらの反省点はあり、そこから学び発展する機会がございます。それらの機会を生かし、皆さんの力でグラウジーズを素晴らしいチームに作りあげてください。We are RED NATION!」とメッセージを送った。

モバイルバージョンを終了