茨城ロボッツは6月30日、今シーズンにおける選手契約が合意に達していたリック・リカートの現役引退を発表した。
【リック・リカート選手引退のお知らせ】
この度、リック・リカート選手より「現役選手を引退したい」という申し出があり、その後協議を重ねましたが、本人の意向を尊重して引退の申し出を受諾し、双方合意の上契約を途中解除することとなりましたので、お知らせいたします。https://t.co/yUC7xnDBtu pic.twitter.com/vagW826kEG— 茨城ロボッツ (@ibarakirobots) June 30, 2018
現在35歳のリカートは、211センチ107キロのセンタープレーヤー。2011年に当時bjリーグ所属の京都ハンナリーズに入団すると、翌年からは大阪エヴェッサ、和歌山トライアンズ、千葉ジェッツでプレーした経歴を持つ。茨城には2016-17シーズンから所属し、昨季は全60試合に出場してチームトップの974得点(1試合平均16.2得点)576リバウンド(同9.6リバウンド)をマークした。
リカートの引退について茨城は「2016年より3シーズン契約を締結しており、すでに2018-19シーズンの契約継続合意も発表しておりましたが、リカート選手本人より『2017-18シーズンをもって現役選手を引退したい』という申し出がありました。その後協議を重ねましたが、本人の意向を尊重して引退の申し出を受諾し、双方合意の上契約を途中解除することとなりました」と公式HPをとおして発表。
15年間のキャリアに幕を閉じる決断をしたリカートは「これまでの月日に感謝するとともに、成し遂げたこと、私を形作ったそれぞれのシーズン、そしてこれまでのすべての日々を、引退後にも心に留めておこうと思います。茨城ロボッツはこれからも成功し続けるでしょうし、今後も私はロボッツの組織をサポートしていくつもりです。チームの基礎を作る大切な役割を、当初から数年に渡り担うことができたことに感謝しています」とメッセージを送った。