レバンガ北海道、ブラジル人指揮官を招へい…トップリーグ4連覇、代表ACなどを経験

北海道の指揮官に就任するホゼ・ネトヘッドコーチ [写真]=Getty Images

 レバンガ北海道は7月13日、ホゼ・ネトヘッドコーチとの契約基本合意を発表した。

 ネト新HCはブラジル出身の47歳。2001年にサンパウロのクラブで指導者のキャリアを始め、CRフラメンゴを指揮した2012年から4年連続でブラジルトップリーグを制した。また、ブラジル代表のスタッフとしても活躍。2006年と2010年の世界選手権(現FIBAワールドカップ)、2012年と2016年のオリンピックでアシスタントコーチを務めた。その他、U19代表のHCも担った。

 ネト新HCは、クラブの公式HPで「バスケット界の発展や進歩を目標としている、レバンガ北海道というクラブの一員になれたことに喜びの気持ちでいっぱいです。また、クラブの目標を達成するために自分を選んでくれたことを嬉しく思います」と述べ、「大胆な目標かもしれませんが、ハードワークすることをいとわず、献身性、コミットメントと集中を元に最善を尽くせば、スポーツには大きな可能性しかないと証明されています。また、日本人はこのような理念を持っていると思っています。クラブに関わる全員がそれぞれの役割を果たすことにコミットできれば、レバンガ北海道を素晴らしいクラブに成長させ、日本のバスケット界および北海道をはじめとした全国のバスケットファンの皆さまにも大きな影響力を与えられるクラブになれると確信しています。もしかしたら国際的にも……?夢は大きく描きましょう!」と意欲を示した。

 また、チーム統括の清永貴彦氏は「バスケ強豪国ブラジル国内のトップリーグ、及びFIBA国際経験も豊富なホゼ・ネト氏をレバンガ北海道のHCとして迎え入れることができ、非常に嬉しく思います。北海道に来るという決断をしてくれたことに感謝しています。レバンガ北海道にとって新しい風を吹かせてくれると信じています。またこれを機に、レバンガ北海道の全スタッフ、及び選手が同じ方向を向き、それぞれがステップアップしていかなければならないと思っています」とコメントした。

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