琉球ゴールデンキングスは7月18日、ドゥワン・サマーズとの2018―19シーズンにおける契約合意を発表した。
【選手契約合意のお知らせ】
この度、琉球ゴールデンキングスでは、ドゥワン・サマーズ選手との2018 -19シーズンの選手契約合意に至りましたのでご報告致します。プロフィール、球団コメントはこちらをご覧ください。https://t.co/7Ie5ocPY3t#琉球ゴールデンキングス pic.twitter.com/uRPgPpaCyE— 琉球ゴールデンキングス公式 (@RyukyuKings) July 18, 2018
現在30歳のサマーズは、203センチ109キロの大型フォワード。2009年にデトロイト・ピストンズにドラフト2巡目35位指名で入団し、2011年まで在籍した。翌シーズンはニューオリンズ・ホーネッツにも所属した経歴を持ち、その後、ウクライナ、スペイン、トルコなど各国を渡り歩いた。昨シーズンはガラタサライ・イスタンブールでプレーした。
琉球と契約合意を交わした同選手に対し、クラブは公式HPをとおして以下のようにコメントした。
「サマーズ選手は、一言では特徴を表現しにくい選手です。オフェンス・ディフェンス共に、インサイド・アウトサイドをこなし、ハーフコートでもオールコートでも能力を発揮します。ゴール下でのフィニッシュから、ミドルレンジはもちろん、スリーポイントまでを網羅する幅広いシュートエリアも備えます。また、速攻の先頭を走る一方、リバウンドをとって自らドリブルでプッシュもします。ディフェンスでは、インサイドで体を張る一方、オフ・ザ・ボールでは常にスティールを狙いつつ、また時にはブロックするなど、チームディフェンスの意識にも高いものを持っています」とプレースタイルを絶賛。さらに「有名校、ジョージタウン大卒業後、NBAのデトロイト・ピストンズからドラフト指名(二巡目全体35位)で指名され、その能力は折り紙付きですが、これまでイタリア、スペイン、ウクライナ、トルコといったヨーロッパでもプレーした経験豊富なベテラン選手です」と経験、実績が十分であることも強調した。
また、「今季のB.LEAGUEは、オン・ザ・コート・ルールが変更になり、外国籍選手や帰化選手の起用に多様性が求められます。サマーズ選手は、選手起用に柔軟性と意外性をもたらせてくれる存在として期待されます。もちろん、これらは全てチームとしてのキングスの勝利の為です」と期待を寄せた。
なお、琉球は6月7日に、新外国籍選手としてジョシュ・スコットの加入を発表している。