昨季MVPの比江島慎、シーホース三河退団が決定「感謝しかありません」

5シーズン在籍の三河を離れることが決まった比江島 [写真]=B.LEAGUE

 シーホース三河は7月19日、比江島慎が契約満了に伴い退団することを発表した。

 福岡県出身で現在27歳の比江島は、青山学院大学卒業後の2013年にアイシンシーホース三河(現三河)に入団。加入1年目から主力として活躍すると、2013-14シーズンのルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝いた。昨季レギュラーシーズンでは計55試合に出場して708得点(1試合平均12.9得点)227アシスト(同4.1アシスト)をマークし、シーズンMVPを受賞。また、日本代表にも名を連ね、「FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区 1次予選」突破に大きく貢献した。

 クラブは公式HPで「比江島選手の意思をくみ取れるよう、海外リーグ挑戦への支援なども含めた最大限の提示を行ってまいりましたが、残念な結果となってしまいました。来シーズンも共にというファン・ブースターの皆さまの願いを叶えることができず申し訳ございません」と報告した。

 また、比江島は以下のようにコメントした。

「5シーズンお世話になりましたシーホース三河を退団することになりました。ファンの皆さんを頂点に連れて行くと約束していたのにその約束を果たせず申し訳ありません。 昨シーズンは自分自身いろんな体験をしました。MVPを取れたのも監督をはじめ、チームメイト、スタッフそしてなによりファンの皆さんの青援があったからだと思っております。本当に難しい決断になったのですが、また次どこかでお会いするのを楽しみにしています。素晴らしい経験をさせていただいたシーホース三河には本当に感謝しかありません。今までありがとうございました」

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