栃木ブレックスは8月19日、2018-19シーズンのスローガンが『ADVANCE』に決定したことを発表した。
2018-19シーズンのスローガンは、ADVANCEに決定!!https://t.co/sa4RPG9klB#ADVANCE #BREX pic.twitter.com/5SB8W4RnA5
— 宇都宮ブレックス / UTSUNOMIYA BREX (@utsunomiyabrex) August 19, 2018
『ADVANCE』は「前進」、「進歩」、「上達」、「進展」、「向上」、「(高いステージに)進む」、「先進的」、「早める」などを意味する単語。Bリーグ初代王者に輝いた栃木だったが、昨季はレギュラーシーズン34勝26敗、チャンピオンシップ準々決勝敗退の成績を残した。
クラブは新スローガン決定について、公式HPで次のように説明した。
「2017-18シーズンでは序盤に苦戦をしましたが、日を追うごとにチームとして成長し、苦境を巻き返してチャンピオンシップに進出することができました。最終的には、まだまだチームも成長過程の中でシーズンを終える形となってしまいましたが、2018-19シーズンはその“成長”をより一層“加速”させ、更に“高いレベルや結果”に向かって、たとえどんな苦しい状況に陥ろうとも、日々自分たちを“進化”・“進歩”させながら、決して歩みを止めることなく、常に“前を向いて”一歩一歩“前進”していこう、という意味を込めて“ADVANCE”というスローガンに決定しました」
「『日本バスケットボール界をリードするチーム』というビジョンを掲げるBREXとして、常に時代の“先”を行く新しいチャレンジを続けていく、またADVANCEには『前もって』という意味もあり、常に準備を怠らず、万全の状態で目標に挑もう、という意味も込めています」
「運営面においても、『非日常のアリーナエンターテインメントを提供するチーム』というビジョンに向かい、現状よりもよりよい空間を作り、クオリティの高いサービスを提供できるよう、自分たちのやっていることを“進化”させていく。そして、Break Throughというチーム名の由来通り、既成概念を打破し、バスケ界に風穴を開けるような“先進的”な取り組みにチャレンジし、『愛されるチーム創り』を目指していくという意思を込めています」
なお、田臥勇太、遠藤祐亮、竹内公輔、ライアン・ロシター、ジェフ・ギブスなど10選手がクラブに残り、栗原貴宏(元川崎ブレイブサンダース)、田原隆徳(元レバンガ北海道)の2選手が新戦力として加入。しかし、獲得に成功した比江島慎(現ブリスベン・バレッツ)が栃木でのデビュー前に海を渡り、在籍2季目を迎える喜多川修平が右ひざ前十字じん帯断裂および右ひざ外側半月板損傷のケガを負うなど、開幕前の不安材料も多い。