10月1日にタイのノンタブリーで「FIBA Asia Champions Cup 2018」の決勝トーナメントセミファイナルが行われ、Bリーグ王者のアルバルク東京がソウルSKナイツ(韓国)と対戦。第1クォーターをわずか8失点に抑えると、その後の3クォーターも相手を上回り、78-54と24点差で快勝した。
指揮を執るルカ・パヴィチェヴィッチヘッドコーチはクラブをとおして「選手全員が強いプレーをしてくれました。今日は本当に素晴らしい試合で、アジアカップのファイナルの切符を賭けた大事な試合で、持ち味を全面的に出し、高いレベルでプレーすることができました。Bリーグ、日本代表のレベルが全体的に上がっていることを今日の試合で証明することができました」と語り、「明日のファイナルもしっかり戦いたいと思います」と、アジア王者の称号を賭けたペトロチミ・バンダル・イマームBC(イラン)との一戦に向けて意気込みを語った。
準決勝ではアレックス・カークが23得点10リバウンド、ミルコ・ビエリツァが15得点10リバウンドの活躍を見せたほか、安藤誓哉と馬場雄大がともに12得点を記録した。ビエリツァが「イランのチームはフィジカルがあり、経験も豊富な選手がそろっていますが、全力でチャレンジしたいと思います」と話せば、馬場も「自分たちのやる事は変わらないので、ディフェンスを頑張ってハードに戦うということと、自分たちのバスケットがいかにできるかを意識して戦いたいです」と大会最終決戦へ目を向けた。
なお、試合は2日の22時30分(日本時間)にティップオフ。A東京やBリーグのFacebookページなどで視聴可能だ。