10月13日にウイングアリーナ刈谷でB1リーグ第2節が行われ、シーホース三河がアルバルク東京が対戦。接戦に持ちこみながらも69-77で敗れ、開幕3連敗と苦戦が続いている、
三河の鈴木貴美一ヘッドコーチは「非常にいいディフェンスができて、いい流れでゲームが進んでいた」と評価したが、最後の10分間は詰め寄りながらもリードを奪えず。
「第4クォーターの大事なところで自滅してしまった。オフェンスの大事な場面でボールが止まっていたが、もう一度スクリーンをかけてボールをもらえれば良かった。(一人で)なんとかしようとしすぎてしまっていた」
A東京は優勝した昨季から大きなメンバー変更がなく、指揮官は「どこで誰が何をやるのか決まっているので、そこの差が出たと思う」と分析。「シーズンをとおしてそこの差を埋められるようにがんばりたいと思う」と続けた。
また、選手の出来についても言及。わずか4得点に抑えられた金丸晃輔について、「A東京がボールを持たせないディフェンスをしていた」ため、「ボールを触れず、シュートチャンスがなかった」。一方、練習や試合でいいパフォーマンスを見せていたという、先発メンバーに名を連ねた加藤寿一を「十分期待に応えてくれた」と評した。
最後に「今後は理屈ではなく、シーズンをとおして、体を動かしながらチームオフェンスを高めていく。いい面はそのまま、悪い面を改善していく。1試合ごとに伝えながらやっていく」と締めくくった。