10月17日、アルバルク東京とのB1リーグ第3節をものにした栃木ブレックス。試合をとおして35得点14リバウンドを挙げたライアン・ロシターもさることながら、ジェフ・ギブスの活躍も目立った。
リーグ屈指のビッグマン2人、211センチのアレックス・カークと207センチの竹内譲次を擁す相手に対し、188センチ110キロのギブスは「彼らをいかにゴールから遠ざけるか。そしてリバウンドのポジションでいかに自分が優位に立つか」という意識を持ってプレー。16リバウンドのうち9個を第4クォーターと延長戦の15分間で記録したことについて、「ディフェンスリバウンドをしっかり抑えることで、自分たちの速い展開のオフェンスにもつなげることができる。その意識をより持って試合の終盤に臨んだ」と明かした。
オフェンス面でも21得点と貢献したが、「自分が0点でも、他の選手が決めてしっかり試合に勝てれば。自分のやるべきことをやればいいと思っている」。スクリーンを掛けること、ハードワークすることなど数字に残らない部分もある。それでも「自分は自分の仕事をやるだけ」と胸を張った。