田中大貴、ケガで離脱中の小島元基について「優しくしてます」…「齋藤拓実はチャンス」

成長著しい後輩たちへエールを送った田中[写真]=B.LEAGUE

 10月20日、アリーナ立川立飛にてB1リーグ第4節第1戦が行われ、アルバルク東京川崎ブレイブサンダース相手に89-67で勝利を収めた。

 この試合で2試合ぶりの出場となった田中大貴は、計14得点6アシストの活躍できっちり仕事を果たした。それでも、試合後のインタビューでは「今日で何かが変わるわけでもないし、今日うまくいかなかったことを明日どれだけできるかという積み重ねだと思います」と、22点差の快勝にも王者らしく淡々と話した。現在A東京は、ポイントガードの小島元基が左大腿四頭筋筋挫傷のケガで戦列を離れており、状況によっては田中が司令塔の役割を担っている。「いつ来てもいいよう準備はしていますが、なんせ見せかけのポイントガードなんでね(笑)」と小島をイジりつつ、「なんとかうまくつなげられたらと思っています」とコメント。

 田中はこの状況について、同ポジションを務める齋藤拓実の名前も挙げ、「拓実にとっていいチャンスですし、練習を見てても僕はできる力があると思っています。このタイミングで彼がステップアップししてほしいです」と期待を寄せた。

 また、東海大学時代から先輩後輩の関係である田中と小島。小島がケガをしたことで優しく接しているか、という質問をされると「けっこう優しくしてます。この間も俺が弁当を取りに行ってあげました」と明かし、「あとで“倍返し”してもらいます」と仲の良さが垣間見えるエールを送った。

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