11月23日に川崎市とどろきアリーナでB1リーグ第11節第1戦が行われ、川崎ブレイブサンダースが栃木ブレックスに最終スコア79-86で敗戦した。
ホームの川崎は第4クォーター開始早々の3連続得点で3点リードを奪ったが、終盤に突き放された。試合を振り返ってみると、第1クォーター終了時点で13点ビハインドを背負ったことが、敗因の1つと言えるだろう。試合後、北卓也ヘッドコーチも栃木にファストブレイクから17得点与えてしまった点を指摘し、「出だしのところで走られた。栃木さんとやる時は低く抑えないといけないポイントを前半でやられてしまった」と悔やんだ。また、「勝負どころでシュートで終わったかどうか、シュートを入れたかどうか、その差だと思います」とも話した。最後の10分間では栃木のターンオーバーが「1」、フリースロー確率50パーセントに対し、川崎はターンオーバーが「2」、フリースロー確率が25パーセントとわずかに差が出た。「栃木さんはシュートで終わって、勝負どころのタフショットを決めた。うちはフリースローとかゴール下のシュートを落とした。その結果が勝敗を分けたポイントだと思います」。
指揮官は第2戦でのリベンジへ向け「勝つためにはそういった勝負所の精度を上げるしかない」と修正点を口にしながらも、「今日は栃木さんが素晴らしいプレーをした」と相手を称えた。