戦列に戻って約1カ月、完全復活を目指す小野龍猛「もっとチームに貢献したい」

チームの浮上とともに、自身の復活を誓う千葉の小野 [写真]=B.LEAGUE

 1月23日、千葉ジェッツは千葉ポートアリーナで行われたアルバルク東京戦に勝利。第2節から第7節まで続いた10連勝を、第14節第2戦から第20節にかけて再び達成した。

「第94回天皇杯・第85回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会」準決勝の再戦となったA東京との試合は、26得点を奪った第3クォーターに逆転し、試合終了残り4分48秒に小野龍猛が点差を12点に広げる3ポイントを成功。しかし、自分たちのミスから相手に流れを渡し、終わってみれば81-79のスコアだった。

 相手を突き放す値千金の3ポイントを沈めた小野だったが、「(12点差から)もっと離さないといけなかった」と最終スコア2点差で終わったことを問題視。自身は80-77で迎えた残り12秒に5秒バイオレーションを犯し、「やはりツメが甘い。もっともっといいプレーを選択できた」と反省した。

 小野は2018年12月27日の試合で約2カ月間の戦線離脱から復帰し、約1カ月が経過したばかり。「だいぶ良くなっている」と明かしたが、「自分らしいプレー」はできていないようだ。

「本来のプレー、ポストプレーがまだまだ。今は控えとして出ているので、自分がアジャストしないといけない部分がある。そこでアジャストできたら、まだまだ自分は成長できると思う」

「もっとチームに貢献できるようにプレーしたい」。今はベンチスタートが続いているが、頼れる主将が完全復活を遂げれば、「2冠」を目標に掲げるチームがさらにレベルアップするだろう。

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