香川ファイブアローズ、主将の大澤歩が地元のベルテックス静岡へ移籍

2018-19シーズンは司令塔として1試合平均4.9得点3.1アシストを記録 [写真]=B.LEAGUE

 香川ファイブアローズは6月12日、キャプテンの大澤歩ベルテックス静岡へ移籍することを発表した。

 静岡県出身の大澤は、177センチ75キロのポイントカード。静岡学園高校から専修大学へ進み、卒業後は当時bjチャレンジリーグに所属していた広島サン・スターズでキャリアを始めた。Bリーグ初年度の2016-17シーズンに広島ライトニングから香川へ移籍し、在籍3シーズン目の昨季は39試合の先発を含む52試合に出場し、254得点(1試合平均4.9得点)160アシスト(同3.1アシスト)を記録。シーズン終了後、Bリーグの自由交渉選手リストに公示されていたが、チームは引き続き契約交渉していくと発表していた。

 新天地が決まった同選手はクラブ公式HPにて「3シーズン本当に沢山の方々にお世話になり、応援して頂きとても励みになりました。昨シーズンは自分自身怪我からのスタートになってしまい、チームもなかなか勝てない時期もありましたが、それでも多くの声援を送ってくれた方々には心から感謝しています」とファンへメッセージを送った。

 また、クラブは次のように感謝の気持ちをつづった。

「Bリーグ初年度からこのクラブで3シーズン共に戦ってくれ、直近2シーズンはキャプテンとしても奮闘してくれた大澤選手にクラブ一同心から感謝します」

「なかなか勝ち星を挙げれず、苦しい時期も多かったチームを1つに纏め上げるのは、並大抵の苦労ではなかったと思います。しかしながらどんな状況でも腐らず愚直に努力を重ねるその姿勢、そしてコート上での気持ち溢れるアタックや体を張ったDFは、選手やコーチだけでなく、クラブやブースター皆から信頼されるキャプテンでした」

「来季、B3に新規参入する地元静岡チームを新たなチャレンジの場として決断した大澤選手の門出を祝福すると共に、今後ますますの活躍を祈念しております」

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